自分が幼い頃を思い出してみると、夏は暑かったけど今の暑さとはやはり違ったような気がします。夜には涼しくなり、せみの声もなくなりました。今は夜でもせみが鳴きつづけていますし舗装された道路は冷めずに熱を放っています。
テレビで「大江戸打ち水大作戦」という催しがあることを知りました。スタートは2003年からでした。
夏の暑い日中に水道水以外の、お風呂の残り水や子供を遊ばせた家庭用プールの水、井戸水などを利用して皆で一斉に道路に水を撒いて東京の温度を2度下げようというものです。
ずっと会社にいて、冷房効きすぎの寒い場所にいた時と違い、今年は家にいるようになり、クーラー付けていてもあまり効かないというような39.5度にはさすがに参ってしまいました。
さっそく私も呼び水人登録をしました。
1人でやっていては焼け石に水という感じがしていましたが、皆で一斉にやればほんとうに温度が下がるのです。打ち水大作戦の公式ホームページを見ればサーモグラフィーでの映像があるので分かりやすいです。温度が下がるとそこに熱い空気が流れ込むので風になり涼しさを感じることができるというわけです。
東京以外の都市、神奈川、大阪、福岡等でも行なわれ、だんだん輪が広がっています。難しいことはできなくても、これなら誰でもできそうです。皆で「打ち水」の輪を広げヒートアイランド現象なんて吹き飛ばしましょう!
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