■ 花粉症対策にべにふうき
べにふうきに含まれるメチル化カテキンという成分がアレルギーを抑える効果があるということが野菜茶業研究所の研究により発表されました。
「べにふうき」は農林水産省・茶業試験場(現:独立行政法人 農業・生物系特定産業技術研究機構 野菜茶業研究所)が1993年に育成したお茶の品種です。
母親が「べにほまれ」、父親が「枕Cd86」という品種であり、もともと紅茶用の品種ですが、緑茶に加工することですてきな香りと独特の渋味をもつお茶に仕上がります。また、「べにふうき」は多収で樹勢が強く、病害(輪斑病・炭疽病)に強いことが特長です。
日本ではやぶきたの栽培が盛んです。2004年末までにべにふうきの栽培量はごくわずかでした。冬は農閑期となり、2005年のスギやひのきの花粉が舞う2〜4月には収穫がありませんので純粋な、べにふうきをインターネットを含め、店舗より入手することはほとんど不可能でした。
また紅茶では抗アレルギー成分のメチル化カテキンがなくなってしまいます。
野菜茶業研究所の研究成果 図3を参照
品質の良いべにふうきを入手して、花粉症対策にお役立てください。
べにふうきについて同様に記載があります。
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